草の写真 草のあしおと そらのべweblog




12月1日(日)、久留米市美術館で開かれていた西部水彩協会展を観覧。たくさんの展示作品から刺激を受けた。根子岳の風景の絵が心に沁みた。久保田済美さんの「ゆれるわ」が拝見できてよかった。 観覧後、石橋文化センター内の庭園を歩いた。もみじや桜が紅葉の盛りだった。坂本繁二郎アトリエの前で木のオカリナで「もみじ」を吹いていたら、御散策の方々が歌ってくださった。風流ですねと声を掛けてくださった方も。いま思うと秋の名残りの一日だった。 アトリエ前 ほぼ落葉した桜の枝 秋空 ベンチの上の木のオカリナ もみじの赤 2024 12/9 筆
2024年11月のこと ・ 母の調子がよくなく、介抱に明け暮れた。いろいろな方にご相談している。ただ、母の症状や状態はなかなか難解なようで、残念ながら経済的事情や母の体調のために御意見を活かせない場合もあり、これを書いている時点でもまだ決定打が打てていない感がある。 ・ ゆるゆる散歩を11月30日(土)に実施した。散歩にご参加になれない方々もあわせて、5名の方々に来ていただけた。秋の街中の草を中心にお話ししながら歩いた。 ・ 外のピアノを弾くのを再開した。でもあまり積極的には出かけていない。イベント類も、エントリーしても当日出られないおそれがあるので申し込まないでいる。当面は行けるときに行き、立ち寄れるときに立ち寄って、聴くほうをおもに楽しみたいと思う。 ・ 太宰府市文化ふれあい館のピアノリレーを拝聴した。ポップスやクラシックや懐かしの歌などいろんな音楽を聴くことができた。別の場所で存じ上げている方とたまたまお会いできた。おもにオリジナルの音楽をなさる方で、窓の外の秋景色とあいまってその方の音楽世界がひととき繰り広げられていた。 ・ ストリートピアノを毎回実施してくださっているハコザキマルシェさん、11月は九州大学箱崎キャンパス跡地での開催だった。自分はひさしぶりにキャンパス跡地に入った。マルシェで食事をしてピアノ演奏やライブを聴いて自分でもちょっと弾いて、地蔵の森と呼ばれている一角に立ち寄って一帯の草や木を見たり、大学の建物に入って総合研究博物館の展示を少し見たりした。感慨と言えるような気持ちは今はあまりない。ただ、地蔵の森で年度初めにお花見の宴をしていたときに咲いていた山桜が無くなっていたのがさびしかった。 ・ 西鉄桜並木駅の駅前広場「あもうれひろば」の植栽ワークショップに飛び入りで参加して植え付けを少し手伝った。こどもさんをはじめ近隣の方々でにぎわっていた。ここで育ててもらえたらと思う植物があり、今後ご相談したいと思っている。 ・ 試行錯誤用カリンバ風ボード「どげんなるボード」、ミニサイズも含めて5台になった。出歩けるときには持ち出して、その場所その場所で鳴らしている。作り方が安定したら、いろんな方が作って鳴らして楽しんでいただけるような機会を作れたらいいのだけれど、まだ先になりそう。しばらくは自分の経験を培っていきたい。
地面にオカリナ2本 ふうの落ち葉 街角広場の木箱の椅子の上にカリンバボード2台 2024 11/24 撮影
2024年10月のこと ・9月から試行錯誤用のカリンバボード「どげんなるボード」を作り続けている。月末までに3台作った。鳴らしている動画や音を公開している。製作の途中経過をBlueskyにちょくちょく書いている。 YouTube https://youtube.com/@draume3521 Instagram https://www.instagram.com/draume.fukuoka/ Soundcloud https://soundcloud.com/user-619551401 Bluesky https://bsky.app/profile/nobenomi.bsky.social ・外のピアノを聴くのを再開した。月に1、2度聴きに行きたい。弾くほうはまだ休んでいるけれど、先日は西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」などを少しだけ弾いた。 ・紫金山・アトラス彗星を見たかったが遠出ができず、西の方向が開けている場所にと思って大野城市の総合公園の展望台に2回行った。1回目は彗星がまったく見えなかった。2度目のときは彗星を見に、また写真を撮りに来られた方々がおられ、話をしながら彗星を探した。私は肉眼ではまったくわからなかったが、私が彗星の位置をお教えした方は望遠レンズでの撮影に成功なさった。少し離れた所におられたほかの撮影の方は撮れなかったとのことで、撮影するのもなかなか難しかったよう。私はあてずっぽに写真を撮ったが、帰ってからよくよく見てみたらかろうじて彗星が写っていた。その後、観望条件が良い日もあったので、あのときに展望台におられた方々がその後に彗星を見つけていたらいいなと思っている。 ・みちばた観望を1回実施。彗星を見たかったが観望場所ではまったく見えないと判断し、十三夜のお月見だけにした。それでも多くの方々が立ち寄ってくださった。 ・母の介抱を続けている。10月は叔母さんが福岡に来て母を訪ねてくれて、たくさん話をしていた。母は絵はときどき描いているけれど、自分で気に入らないのか破棄することが多くなった。母のふるさと久留米市北野町のおくんちの日にちょっとだけ私が北野に行って、神社の様子やコスモス街道の咲き具合を写真に撮って帰った。そのコスモスを絵に描いたりもしている。 2024 11/7
2024年9月のこと ★ パブリックピアノの聴き弾き、8月はあちこちのピアノの場を訪ねて聴き弾きしたけれど、9月は聴くのも弾くのも訪ねるのも休んだ。10月は聴くのは再開しようと思っているけれど、弾くのはどこか遠出してピアノを訪ねたり、弾くよう頼まれたりしたときだけにして、引き続き休むつもりでいる。 ★ それで9月はピアノを弾くのは家でだけだった。外で弾くことを考えずに、ゆっくり取り組みたかった曲を部分練習したり、ショパンのエチュードなど弾いたことがなかった曲を音にしてみたり、自分が作っている音楽に時間を掛けたりした。 以前の、人前で弾くことがなかった頃のピアノとの関わりに戻った感じがする。なんだか、からだの調子や音楽の調子がよくなった気もする。 ★ 下にも書いたように、カリンバ作りというか、自前で音を作る試行錯誤をしている。自分がそうしたいのもあるし、そういうことができるんだという、素人の音作り、音楽作りの実例を出していきたい気持ちがある。しばらく試行錯誤していきたい。 ★ 草木のことに関しては別立てで書こうと思う。 ★ ゆるゆる散歩、みちばた観望をそれぞれ1回実施。10月もみちばた観望を実施する予定でいる。 ★ 父が脚を傷めて入院をした。現在は退院してまあまあ元気に過ごしている。関わりあるみなさまには御心配をお掛けしました。 母の調子は波があり、良いときにはまた絵を描くようになった。少し画風が変わった気がする。またそのうち、絵手紙ブログに近作を掲載できたらと思う。 2024 10/8
ルーズリーフの束 ひもで綴じている 6年くらいあたためているピアノのための作品。ある程度定まった基本のアイデアがあり、それにもとづいて作った楽想や思いついた音をルーズリーフに、スケッチというかメモとして書き続けている。 この前、思い立ってそのスケッチを最初から順にぜんぶ自分で弾いてみた。2時間近く掛かった。ゆっくりと弾いていたらもっと掛かっただろう。 弾いてみて自分でわかったけれど、6年前のスケッチはいま考えている構想とだいぶ違う。まだ基本のアイデアがいまの形に固まっていなかったのだなと思う。その頃の楽想や音が、かえって新鮮だった。 物のかたちを持った芸術や工芸の作品だと、たとえば油絵は一作を描くときにたくさんの塗り重ねをして、出来上がった作品にはそれだけの時間が封じ込まれている。物として。だからそれがある程度、見てわかる。 でも音楽作品はそれが出来上がるまでの時間がそこに感得しづらい気がしていた。その時間にその音がある、その音やその音の流れには、それを作った時間まではあらわれていない、ただこの時間においてそのようにある、それを感じている、そういうふうに思う。 自分の音楽など特に、ぽつぽつしか音がないから、聴かれてもただそれだけのことだと思われそうだし、自分でもこの音楽はただその、あるだけのものだと思ってもいる。それにしてもそれが出来るまでのことが、あるのはある。あったのはあった。 この作品がこれからどうなるかはまだ自分もわからないけれど、ひょっとして、このスケッチの束がこの作品なのでは、という気がしてきた。ここには、この作品に取り組んできた自分の、取り組んだ時間の積み重なりがある。その積み重なりのぜんぶが、ひとつの音楽作品なのでは、と。 楽想を作るときも、この作品を仕上げようとするより、このアイデアで新しく音を生み出す、鳴らす、そればかりをやってきた。 作品を作るというより、作品を作る名目でそのときそのときの楽想を得て、音を鳴らして書き綴る。このままずっと、そうやっていそうな気もする。 2024 10/8
カリンバボード 鉄砲串を並べて固定
カリンバボード 鉄砲串、竹ひご、アイスキャンディーの棒を並べた
カリンバボード 鉄砲串と竹ひごを分けて並べた
カリンバボードを戸外に持ち出した
 カリンバというか、楽器の分類としてはラメラフォン(ラメロフォン)と言うらしいのだけれどその原理で、この写真のように弾力のある細長いものを片側だけ固定して、それをはじくと、特定の音高を持った音が鳴る。  カリンバを作ったことが数回ある。今回はカリンバを作るというより、音を作るつもりで試行錯誤している。おおざっぱに組み上げて、多少おかしな音がしてもそれを楽しもうと。    音楽というもの、音楽ということが、世間でずいぶんと狭く捉えられているように思う。音楽はうまい人の演奏を聴くだけのもの、才能ある人やたくさん練習して努力した人だけができるもの、高い既製品の楽器を使わなければできないもの、だから自分がすることではない、自分はできない、そんな固定観念がたぶん世の中に行き渡っている。  でも、こんなおおざっぱな鳴り物でも音を楽しめる。音を鳴らすことが楽しめる。それを自分がたしかめながら、自分の行為としてあらわしたい。音楽から縁遠い方々、固定観念のせいで音楽になじめず音楽を遠ざけてきた方々にも、こういう音楽もできるんだ、音を文字どおり「作る」楽しさがあるんだと、実例でもっておしらせしたい。  こうやっていることのどのくらいか先に、そういったことができたら。そう思いながら、ごちゃごちゃと考えて組み立てて鳴らして組み外して、また組み立てて鳴らしている。   2024 10/1 (10/8 写真と音を追加)
[音声:こおろぎの声とひよの声 12秒ほど]  涼しい朝。季節が進んだのを感じた。    2024 9/23  
ゆるゆる散歩にて公園の草花を観察。今が花時のツルボや、イネ科の草などを見ながら、短い時間の草花散歩を楽しんだ。ご一緒くださいましたみなさま、ありがとうございました。(写真はツルボの花) ツルボの花穂が立つ 2024 9/21実施
9月17日(火)の中秋の名月をみちばた観望。お通りの方やご近所の方々に小型望遠鏡で月やそのすぐそばの土星をごらんいただいた。お立ち寄り・お越しくださりありがとうございました。 みちばた観望の様子 小型望遠鏡、月の書籍など 望遠鏡で見た月 ★ 月の写真は左右が反対です 2024 9/19
今年もツルボが咲き始めた。 ツルボの花穂 下のほうから咲いている 2024 9/18
いちょうの枝が下がる その下に三日月を少し過ぎた月  自分の夏は終わったと思っているけれど、暑さは去らず、休んでいてもわけもなく居ても立ってもいられないみたいな心持ちになる。公園に来てオカリナを吹いた。    この夏、今月に入るまでアンタレスを見なかった。アンタレスを見て帰ろうと思った。日没の後、星が見えてくるのを待った。ヴェガが見え、アルタイルやデネブがなんとかわかった。アンタレスは双眼鏡を使って位置がわかってからようやく肉眼(眼鏡)で見つけた。日没から1時間経っていた。  むかしはアンタレスもはっきり見えていた。何が変わったのか。自分の目が衰えてきたのか。   2024 9/8
2024年8月のこと(9月1日までを含む) ・ 鳥栖市民ピアノリレーコンサート、春日市ピアノリレーマラソン、レスポアール久山ピアノリレーコンサート、春日市FUREBUNロビーピアノ開放DAYに出かけて、ご出演・ご参加の方々のピアノ演奏を聴いた。 前3つのイベントはステージイベントで、ご出演それぞれの方々が練習の成果を繰り広げておられた。ロビーピアノ開放は練習や自由参加もできるイベントで、こどもさんが親御さんとピアノを鳴らしてみたり、練習仲間で参加なさった方々が順々にお弾きになられたり、ゆるやかにピアノを楽しまれていた。 私はロビーピアノ開放DAYの時間枠に当選し、当日は現代曲を中心にして合間合間にしゃべりながら演奏した。この夏は各所のピアノの場で夏の有名曲をたくさん弾いてきて、それとは趣向を変えて自分がいま弾きたい曲を弾かせていただいた。そのこと含めて、いい夏の体験になった。ありがとうございました。 ・ 各地のパブリックピアノの場も訪ねた。8月は仕事日が減ったこともあり、週に2日ほどソラリアプラザのストリートピアノにかよってピアノを聴き弾きした。いろんな方々の音を聴き、自分も上に書いたように夏の曲をまめに弾き、お声もかけていただきお話もでき、充実という以上の濃い時間を過ごせた。 鳥栖市・久留米市・篠栗町・太宰府市・大牟田市の駅ピアノ・ストリートピアノ、福岡市の寺ピアノ、また以前からかよっていたロビーピアノの場所も訪ねた。箱崎のハコザキマルシェにもおじゃまして、かき氷などをいただきながらピアノの聴き弾きを楽しんだ。ハコザキマルシェのピアノはお弾きになる方が増えてきてよかった。 ・ 月遅れ七夕に合わせて、8月6日・7日に七夕の星のみちばた観望を実施。道をお通りになる方が最近は少ない気がするけれど、ご近所の方やお世話になった方がお立ち寄りくださって、お話ししながら、おりひめ・ひこぼしなどの星をごらんいただけた。 ・ 8月はたくさん歩いた。福岡の市街だけでなく、鳥栖〜久留米、大牟田〜柳川、箱崎〜久山〜篠栗〜粕屋、那珂川町〜太宰府〜宇美〜志免といったルートを歩いた。この夏の暑さというか熱さに負けたくないという気持ちだった。歩くことで、なにかと決着がつかない自分の気持ちをすんなりとさせていたような気もする。 ・ 大名小学校のえのきの場所にその後も立ち寄っていたけれど、先日、完全に抜根された。 ・ 草の世話を続けている。この夏は雨が降らず、ひたすら水やりのために現地に出向いている状態だった。先日は現地で声をかけてこられた方にそうした世話の話をしてずいぶん笑われた。その後に話しかけてくださった方々が関心を持ってくださり、捨てる神あれば拾う神ありという言葉を思い返した。もうそろそろ秋の花が咲き始める。 ・ まちの植物の様子に関しては日頃から胸が痛むことが多い。自分の残り人生で何をどうするか考えたときに、音楽もやっていくのはやっていくけれど、いのちとしてあるもの、人間とは違うそこに生きて居るもの、そうしたものものと隣り合って暮らしていくことを自分としてだいじにしていたい、そしてやっぱりこの社会の中でだいじなことだと言っていきたい、そういう気持ちがずっとあるのを感じる。なのでやっぱり、そこへ向けて自分の時間や労力を使っていきたいと思う。 音楽のほうも社会的課題があると感じるので、この先の自分の両輪というか、まだほかにも加わるかもしれないけれども少なくともこれらのことに、取り組み続けていきたい。
★ ここ以外での自分の最近のネットアクティビティ SNSサービスのBlueskyを自分のミニブログとして使っています。ここよりもまめに日々のことや考えごとを書いています。 ブルースカイ のべの実 ツイッター(いまはXと呼ぶようですが)も使っていますが、ツイッターに登録しないと読めなくなったため、積極的に書き込んではいません。インターネット上で見かけた話についての所感みたいなことを書いています。 ツイッター どら梅 YouTubeに自分がパブリックピアノ(ストリートピアノ)で弾いた曲やぽつぽつ即興、公園でオカリナやカリンバなどを鳴らした音をたまに載せています。 YouTube どら梅 2024 8/21
2024年7月のこと ・ 小郡市文化会館で開かれた、西岡怜那ピアノリサイタルを拝聴した。平吉毅州「ピアノのための哀歌」、林光のピアノソナタ第2番「木々について」といった現代作品を聴くことができた。ピアノの向こうがガラス張りで外のくすのきなどの木々が見えていて、その景色と音楽との距離と混じり合いを感じながら聴いた。 ポスター
グランドピアノの後ろに窓 木々の緑
・ 春日市ふれあい文化センターで開かれたワンコインコンサート「メモリアルイヤーを迎える作曲家たちの名曲 Vol.2 スメタナ」を拝聴した。九州の演奏家の方々が出演するシリーズで、今回はヴァイオリン・チェロ・ピアノでスメタナの「わが故郷より」とピアノ三重奏曲が演奏された。スメタナの音楽は自分はとても好きなのだがなかなか生で聴く機会が無い。熱の入った演奏をありがたく拝聴した。 ポスター
ステージ 椅子と譜面台とグランドピアノ
・ 志免町の平成の森公園にひさしぶりに行った。ちょっとした山の雰囲気の場所。木々と夏空の下、オカリナをひととき吹いた。 空へ昇るレール くすのきなどの林
公園入口 広場 小川 背後の小山
・ 四王寺山に登った。前回登った時は新しい道に入って右往左往して歩いた。今回はこどもの頃に祖父と登ったむかしながらの道を行った。山の中でこころもち涼しい風を受けながらオカリナを思いっきり吹いた。 岩を流れ落ちる渓流
尾根道から眺める山々
四王寺山 大宰府政庁跡から
・ 春にお別れと感謝の会があった、旧大名小学校の大きなえのきの木が伐採撤去された。たびたび現地に立ち寄ってえのきの様子を見ていたけれど、その伐採の少し前の日、大雨の中でえのきを見た。えのきのそびえ立つ姿を私が見たのはそのときが最後になった。 雨の中の大えのき
えのきの枝を見上げて
6月のこと ・ 音のアトリエ「おっとんこっとん」のオープンアトリエを2回実施。大正琴を弾いていただけるようにした。でもどなたも御利用になられず。おっとんこっとんは今後は自分の音作りや音探しの活動として継続し、その活動報告をおりおりウェブのどこかに上げながら、たまにオープンアトリエを実施するかたちでやっていこうと思う。 大正琴などの楽器 音のアトリエの様子 いろいろな楽器・音具 ・ 久留米市の久留米シティプラザ六角堂広場で、誰でも弾いていい「まちなかピアノ」が開催されたので、訪ねて聴き弾きした。おとなの方やこどもさんがかわるがわるピアノを楽しんでおられた。私もいまはやりのBling-Bang-Bang-Bornをメロディーだけ真似て弾いてこどもさんに合いの手を入れてもらったり、話し掛けてくださった方のお好きそうな歌を弾いたりした。ありがとうございました。夏場は場所が暑くなるため実施できないけれどまた涼しくなったら…と、スタッフの方がおっしゃっていたので、再開を期待している。 電子ピアノとまちなかピアノの立札 まちなかピアノの鍵盤と外の通り ・ 志免町で開かれていた大道芸のイベント「シメサイ」が今年で最後とのことで、体調の合間をみて少しだけ観覧した。以前のイベントで観覧して興味を持ったユキンコアキラさんのライブペイントパフォーマンスや、全身銀色のun-paさんのぶらり歩きを観覧。またいろんな方々のパフォーマンスがここで見られたらいいなと思う。 イーゼルに向かってライブペイント 完成した絵 太陽に向かって駆けていく2人 飛んでいく鳥 ススムシカナインダ!! ・ 週に1回程度ソラリアプラザのストリートピアノを聴き弾きしたほか、ハコザキマルシェ、太宰府市文化ふれあい館ピアノリレー、春日市ふれあい文化センターロビーピアノ開放DAYなどでピアノを聴き弾きした。ありがとうございました。 ソラリアプラザのアップライトピアノ ハコザキマルシェ縁市ハコぽっぽの貼り紙 太宰府市文化ふれあい館ロビー 奥にグランドピアノ 春日市ふれあい文化センターのロビー グランドピアノ ・ 久留米市美術館で開かれていた尾花成春展を観覧。筑後川の絵もよかったけれど、晩年に描かれた黒地にものが在る絵に見入った。音にまつわる絵もいろいろあって、自分も楽譜絵を描いているので、その描かれ方に興味をひかれた。 ※ 館内写真撮影・ネット掲載可でした 久留米市美術館入口 尾花成春展の看板 音の絵 黒地にきらめく円とそれを包むもやのようなもの 黒地に埋もれ木 空の位置に何か青い光 ・ 雨が多かったのと母の具合がすぐれない日がときどきあって、また自分の体調も戻り切らない感じで、あまり活発には動けなかった。公園でオカリナを吹いたりするのも何かのついでに出かけたときくらいだった。夏が心配だけれど、ばてないように気をつけながら外でもうちでもあれこれやっていけたらと思う。 木立ちの下の地面にオカリナ
5月のこと ・ 熊本県荒尾市の荒尾総合文化センターで開かれた「アラオピアノデー #3」に行って、フリーピアノの聴き弾きを楽しんだ。キッチン出店の方が20年ぶり?にピアノをお弾きになったり、ジブリの曲をいろいろお弾きになる方や西城秀樹さんの歌をお弾きになる方、懐かしの歌の弾き語りをなさる方、お若いのにちょっと前の歌をお弾きになる方、こどもたちの試し弾き、いろんな演奏を聴くことができた。スタッフの皆さんの演奏もあり、とてもにぎわった。私もおりおり食事をいただきながら、季節の曲などを弾かせていただいた。ありがとうございました。 電子ピアノのステージ ポスター ・ 荒尾から長洲まで歩いてそこから木葉駅へ向かい、木葉駅のピアノも弾かせていただいた。弾いていてほんとに心地よいピアノ。また機会を作って訪ねることができたらと思っている。今度はほかの方がお弾きになるのを聴きたい。 木葉駅のアップライトピアノ ・ 久留米市美術館で開かれた西部水彩公募展を観覧した。茜色になった山の絵や、雪煙上がる山の絵など、印象に残る絵がいろいろあった。久保田済美さんが以前の作品「ゆれるわ」を出品なさっていて、御作品を拝見できてうれしかった。さまざまな方のさまざまな技法と画題の絵を観覧して、絵の深みについて思い巡らせた。ひとつの絵に取り組むというのはほんとうにとても「長い」ことなのだと、あらためて思う。 ・ 久留米から福岡まで歩いて帰った。大木川の堤防の道を行くと、青空の下に広がる畑と遠くの山々が、被写界深度が深いというのか、とてもあざやかに見えた。疲れたけれどもいい経験になった。 土手から見る景色 土手道 ・ アクロス福岡で開かれていた、いしざきけんじさんの個展を観覧した。いしざきさんの絵も長く拝見させていただいている。むかし懐かしのこどもたちの遊びの風景や、童画風の猫たちの絵など以前の作品に加えて、最近の精細な風景画も展示なさっていた。ひとときお話もして過ごさせていただいた。ありがとうございました。 会場入口の立札と絵 ・ ゆるゆる散歩で六本松から谷へと歩いた。体調がすぐれず、御一緒くださった皆さまに御迷惑をお掛けしたかもしれない。キキョウソウやヒナキキョウソウ、ヒメコバンソウやコバンソウなど、いろんな草を見て歩いた。御一緒くださいました皆さまありがとうございました。 ヒメコバンソウとコバンソウ ヒナキキョウソウ ・ 月末は体調をくずして、これといったことが何もできなかった。体調をくずすと先行きの不安が出てきたりして毎度つらいけれど、家事をしたり1枚楽譜を書いたりして、いまできること、自分のことをするようにした。 ・ だっでんカリンバを別の楽器でもやりたいと考えていて、今度は大正琴はどうかと思い、家財の中から祖母の大正琴を見つけ出した。いまは公園に持って行って弾いたりしている。台数がないと貸して弾いていただくのは難しいと思っていて、いまは自分がまず大正琴に慣れたい。 もう20年くらい前に箱崎の商店街の遊び場で、ご近所の方々からいただいた大正琴やトイピアノを、こどもたちやお買い物の方々と一緒に弾いていた。あのときのことを思い出しながら、大正琴などいろいろな楽器をいろいろな方にさわって鳴らしていただけるような機会を作れたらと思う。 水辺の大正琴 ・ 宮崎にお住まいの画家、彌勒祐徳さんの御訃報を知った。彌勒さんの福岡での個展を拝見してその絵に打たれて、それ以降福岡で個展が開かれるときにはよく出かけて観覧させていただいていた。2019年に宮崎の美術館で100歳展が開かれたときにはバスで宮崎へ行った。大きな桜の絵、太陽の絵、お若い頃の蛾の絵、村の人々の絵、神楽の絵、仏像の絵、そして奥さまの絵を見させていただいた。彌勒さんとお話しさせてもいただいた。握手してくださった手のぬくもりを覚えている。桜の花散る絵を自分の心の中で繰り返し見つめていきたいと思う。ありがとうございました。
だっでんカリンバ(2024年4月27日)報告 地面の上のカリンバ類 水辺のカリンバ類 ほぼInstagramからの転載ですが、だっでんカリンバの報告です↓ *** 【だっでんカリンバしました 2024年4月27日(土)】 今回で5回目のだっでんカリンバ(誰でもカリンバ)、福岡市中央区の大濠公園、中の島のくすのきの下で風呂敷包みをほどいてカリンバ(類)を出しました。 野鳥の観察に来られた方々、海外からの御旅行の方々、お散歩の方々がお立ち寄りくださり、カリンバ(類)をお弾きになりました。 来られた方からお家にココナッツのカリンバがあるとのお話をうかがいました。民族楽器はいいですねとおっしゃっていました。海外の方々が同時に2組お立ち寄りになり、うち1組の方が私がたどたどしく実演したきらきらぼしを学校で習った歌だと喜んでくださり、私のつたない英語を英語に訳してもう1組の皆様に伝えてくださいました。 音を探しながら鳴らしてごらんになる方、17音カリンバの音の並びを確認してすぐにきらきらぼしを完奏なさった方もおいででした。 午前10時から午後1時ちょっと過ぎまで、説明して聞いてくださった方々をあわせて、7組の方々にお立ち寄りいただきました。ありがとうございました。また機会を作りたいと思います。 *** ほかの楽器での「だっでん」も考えています。夏場は暑いので、その前か後にまた「だっでん」をしたいと思っています。 2024 5/22
2024年2月後半からこれまでの近況そのほか ・ 母はおかげさまで退院後は元気にしています。多少の調子の波があり、家族ともどもどうやって母の暮らしを支えていけるか考えています。 ・ 2月下旬に、飯塚市の本町商店街のお店「Flower & Music Lapin」さんが設置なさっているストリートピアノを訪ねた。設置直後に訪ねて以来ほぼ1年ぶり。春の曲などを弾かせていただいた。声を掛けてくださる方も。ありがとうございました。インスタグラムやユーチューブにそのときの話と演奏を載せている。飯塚では楽器屋さんを訪ねて話し込んだり、穂波川の中の島でオカリナやその楽器店さんで買った調子笛を吹いたりした。 ラパンさんのお店前 ピアノ 飯塚の川の中の島 木々と菜の花 ・ 3月下旬、太宰府市文化ふれあい館のピアノリレーに参加した。前後の演奏順の方々とお話ししたりして楽しく過ごさせていただいた。弾くほうでは自作の「桜(2011年の春)」などを弾いた。ありがとうございました。 ロビーのグランドピアノ 山桜の花 ・ 3月は篠栗駅の駅ピアノも訪ねた。そこのピアノをよくお弾きになっている方と知り合い、おたがいに演奏したりした。ありがとうございました。篠栗駅のピアノは設置期間が延長されたとのことで、また訪ねたい。 白い電子ピアノ 駅構内 篠栗駅前 駅舎とつつじの花 ・ 4月上旬にひさしぶりに熊本へ行った。田原坂から玉東町へ歩いて、JR木葉駅のピアノを弾かせていただき、JRと南阿蘇鉄道を乗り継いで南阿蘇を訪ねて、南阿蘇鉄道阿蘇白川駅のピアノも弾かせていただいた。そちらでは駅カフェ「75th Street」の店主さんやお客さんと話し込んだり、旅行中の御家族のこどもさんの演奏を聴かせていただいたりした。ありがとうございました。 南阿蘇の道端の植物を見ながら歩いて、一心行の桜を訪ねた。10年以上ぶりになるかと思う。その間に地震があって桜は樹勢が弱まったと聞いていて心配していたけれど、行って見てみると若葉がそれなりに出ていた。養生ができているのだろうと思う。花のシーズンぎりぎりだったけれど、花も少し残っていて見られてよかった。一心行の桜は以前は夏に訪ねたりもした。また訪ねたい。 田原坂のくすのき 木葉駅のピアノ 木の葉の絵 後ろに桜の寄せ書き 阿蘇白川駅のピアノ 一心行の桜 若葉 ・ 今年も去年に続いて近場を中心に桜の絵を描いてまわった。3月16日に花を初めて見て、それからひと月近く、桜の花を楽しんだ。いまもどこかの木には花が残っているのではと思う。         ・ 福岡市中央区、旧大名小学校のえのきの木が伐採されることになり、えのきの木に感謝する会が開かれると聞いて参加した。地域の方々が多くおいでになっていた。えのきの木は空洞が大きく倒木の危険があると診断されたとのこと。自分の思ったことはところどころに書いて載せているけれど、現時点ではえのきの木は健在で若葉もたくさん茂らせている。引き続き様子を見ていこうと思っている。 校舎に寄り掛かるように伸びるえのきの木 若葉 ・ 新宮町の「三代の桜」を訪ねたのだけれど、桜並木の一帯を含めて広い範囲が区画整理の工事で更地になっていた。たまたま地元の方にお話をうかがい、その方から後日、以前の桜の写真を送っていただいた。みごとな桜だった。その方は、わずかに残った道路沿いの桜が満開になったら見に来ますとおっしゃっていた。せめてその桜が残ってくれたらと思う。 沿道に残る桜の木々 ・ 春はもともと自分は桜や草花を見て歩いていて、今年もかなりまめに出歩いている。見たことがないような草を見かけることもあり、いくらか調査というか踏査めいたことにもなっている。もう少しのあいだそんなふうにしていると思う。 ・ ゆるゆる散歩も実施した。お近くの方々が新たに来てくださるようになり、以前からの方々と一緒に歩いて草木を見ている。5月も実施予定。 ・ この10年くらいでだんだんと、そしてこのごろいっそう、自分が作る音楽というか発想する音楽、やりたい音楽が、調性(ドレミファソラシドのシステム)に当てはまらない音楽になってきた。ここやブログなどでときどき書いているように、音をぽつぽつと鳴らす、そこにぽつぽつ置いていく、そんな音楽。以前は調性音楽でメロディーがあって、という感じの曲を作ってもいたけれど、いまはそれはできる気がしない。 演奏するのも最近はそうした音楽を即興で演奏したり、作ったものを実演したりというふうなことが増えてきた。それがいちばん、音楽をしている気持ちになれる。地味にそういうふうな音楽をやっていきたい。 2024 4/22
さくらが咲いた 桜の花1輪 幹から出ている 桜の枝に花 2024 3/16
 母が2月中旬から2週間入院した。検査の結果は逆流性食道炎ということで、病院でスタッフの方々や他のご入院の方々にとてもよくしていただいて、おかげさまで元気になって退院した。ただ入院前に症状の訴えがたいへん激しくて、退院後も本人がとても痛がっているときがたまにあり、痛がっているときには一緒に昔話をしたり母が好きな歌をかけたりして痛みをまぎらわせている。  ともかくも退院してから2週間、いろいろありながらもどうにか家族で過ごしている。なにより母本人が明るくなった。病院でお世話になった皆様、ありがとうございました。  2024 3/15
今年に入ってから2月前半くらいまでの近況そのほか ・ 元日はまったくの成り行きで大牟田に行った。せっかく大牟田に来たからと新大牟田駅まで歩いて駅のピアノを弾いた。リクエストをいただいて弾いたりした。ありがとうございました。 ・ みやま市瀬高町のみやま市総合市民センター「ミヤマックス」に河合楽器のクリスタルピアノが期間を限って展示され、申し込むと弾くことができるということで、申し込んで聴き弾きにうかがった。こどもさんたちの練習やおとなの方々の演奏を拝聴した。弾かせていただくと独特な空気感の音がした。ちょうどコンサートの前の時間枠だったようで、その流れで多くの方々に聴いていただけた。ありがとうございました。 合間に、旧上庄小学校で開かれていた「ミニミニ絵本カーニバル」を訪ねて絵本を読んだり、矢部川の河川敷でオカリナをちょっと吹いたりした。帰りに旧上庄小学校でたき火に当たって、地元の方々やたき火を企画なさったアーティストの方とお話しした。すてきな一日だった。 ・ 佐賀市の旧枝梅酒造・東の蔵に置かれている足踏みオルガン「蔵オルガン」を弾かせていただいた。足踏みオルガンはたまに出先で見かけるけれど、弾けるように維持されていることが少ない。こちらでは誰でも弾けるということで、思いつくままの音をしばらく鳴らしたり、好きな曲を弾いたりして過ごさせていただいた。隣の「蔵ピアノ」も弾かせていただいた。ありがとうございました。 ・ 春日市ふれあい文化センターで開かれた「FUREBUNロビーピアノ開放DAY」に参加して聴き弾きした。こどもさんが完成度の高い演奏をなさったり、おとなの方々が練習中の曲をお弾きになったり、聴く人に訴えかける深い演奏をなさったり、御家族で連弾なさったりしていた。私は自作の「桜」ほか、即興やグリーグの作品や有名な曲を弾かせていただいた。ありがとうございました。 ・ そうした外でのピアノ等の演奏動画・録音をYouTubeに少しずつ載せている。 どら梅 ・ 最近はあまり公園に行けていない。たまに行ってオカリナを吹いている。先日はひさしぶりに聴いてくださる方々も。このごろは曲を吹くというより、ただ音を鳴らすようにして吹くことが多くなった。そういうものとして吹いていきたい。 ・ 草や木を見て歩いて手元で書いているけれどその際のことをリアルタイムであまり載せていない。載せていないだけで気にかけて見て歩いている。まちなかの草や木は見ていてしあわせに感じることも力づけてもらうこともあるけれど、木の伐採や除草など、つらくなる光景を見ることがとても多い。だからこそ見て歩いている、そして書いているという面があると自分で思う。 たまたま、最近の英語の言い回しで"touch grass"という言葉があると知った。「草にさわれ」という意味だけれどそれはたとえで、インターネットの世界ばかりに居ないで外に出て現実の世界に触れろ、という意味らしい。自分は文字どおり草にさわっているのだが、それは現実に触れているということでもあるのだなと思ったりしている。草が私たち人間の隣で生きて暮らしている、ぎりぎり暮らしている現実の現状に触れるということでもあるのだなと思う。
水辺 日の光の反射  ひさしぶりの水辺の公園。風が冷たいけれど日差しは強い。目をつむってオカリナを吹いて、吹き終えたら岸から鳥が泳ぎ去っていった。   2024 2/17
 ツイッターを長く使っていましたが、登録しないと読めない仕様になってしまい、困っていました。最近、ブルースカイという新しいSNSサービスを使い始めました。こちらは登録せずに読んでいただけます。  ツイッターはいろいろとテーマごとにアカウントを作って使い分けていましたが、ブルースカイのほうではいまのところ1つのアカウントで、自分のひとりごとや日々の覚え書きを書く感じで使っています。 のべの実 nobenomi 2024 2/10
白梅の枝 いくらか花が残る  白梅がだいぶ散った。  公園でオカリナを吹いた。今年はまだ3回目か4回目くらい。  すぐ後ろにこどもさんがやってきて落ち葉を踏んで歩いていた。さんぽを吹いたら、そのこどもさんが去って別のこどもさんたちがやってきて、親御さんに呼ばれるまで真正面で聴いてくれた。  その後に来たこどもさんは、うるさいと言いながら去っていった。最後にお散歩の犬がすぐ目の前にやってきて、オカリナを間近で不思議そうに見て吠え出した。飼い主の方とオカリナ談義をした。  ひさしぶりににぎやかだった。高いところで鳥たちが鳴いていた。   2024 2/10
蝋梅に月 2024 1/27未明
ふうなどの木々を下から見上げる  ふうの木の高いところで葉音が鳴っていた。くすのきの場所ではくすのきの葉音がしているだろうと思って、しかしもし誰もそれを聞いていなかったらそれは「音」だろうか、ここにいまこのように聞こえる、そのような「音」だろうか、と考えた。    この見渡す中にいま何匹の虫がいるか、人は誰も知らないだろう。数え上げることもできないだろう。  音も、誰にも知られずに何ものかとして、たぶん空気の見えない波紋として、聞かれもしないで、「音」にならないまま、そこにあるのだろうか。   2024 1/17のこと
桜の根  ときどき立ち寄って休んでいた小さな公園の桜の木が、伐採されて切り株になっていた。  桜の下で休んでパンなどを食べたり竹カリンバを鳴らしたりしていたのだった。パンを食べ、切り株に向かって竹カリンバを鳴らした。    切り株にとても小さな枝がついている。抜根されなければ春には芽を出すだろう。  そうやって伐採後に生えて来た桜のひこばえを、ある公園で近隣の方々が気にかけて様子を見ておられる。ある緑地ではひこばえをお近くの方が大事にお世話なさっていた。  この公園でもそんなふうに桜を見守る方がおいでになるだろうか。   2024 1/13
音のアトリエおっとんこっとんポスター画像 【宣伝です】  昨年から「音のアトリエ おっとんこっとん」をやっています。  昨年はオープンアトリエとして、お立ち寄りの方々に小物楽器や鳴り物(音具)を気ままに鳴らしていただける場として設定し開催していましたが、今年は私自身の音の作業場として運営し、ときどき場を開放してご来場の方々に楽器や鳴り物を使っていただけるようにしようと考えています。    今月のアトリエ開放予定を現地に掲示しました。開放についてくわしくはInstagramに書いています。ご興味おありの方はぜひごらんください↓  こちらです    おっとんこっとんのお問い合わせはメールterumuginoあっとまーくのyahoo.co.jpにお願いします。   2024 1/11
昨年12月からの近況、思うことそのほか ・ 太宰府市文化ふれあい館で開かれたピアノリレーに参加してピアノを弾いた。すてきな響きがするピアノだった。前後の方々の演奏も少し拝聴した。お世話になりました。 ・ イオン小郡ショッピングセンターのストリートピアノで開かれた一般公募のクリスマスコンサートに参加してピアノを聴き弾きした。こどもさんもおとなの方も、いろんな方が演奏なさった。私は「きよしこの夜」の原典版(作曲者の自筆譜)などクリスマスにちなんだ曲を3曲演奏した。お世話になりました。 ・ 大川市の清力美術館で開かれていた田中秀幸展を観覧。田中さんは以前の個展で土笛の絵を出しておられて、そのときにお話をさせていただいた。壁面のような厚い画面にいろんなかたちが浮かぶ、物語のある絵。それもひとつに語られない物語。ひととき見させていただいた。ありがとうございました。 ・ 八女市立花町の田崎廣助美術館で開かれた『田崎廣助の画業』展を観覧。田崎さんの阿蘇山の絵が好きで展覧会があると訪ねて行く。いつも何か教えられるような気持ちになる。前後に八女の一帯を少し歩いた。むかし大学の研究室の協力事業で歩いた八女公園をひさしぶりに訪ねて竹カリンバを鳴らしたり、パン屋さんでパンを買ったり、バス停でピアノを弾かせていただいたり、ひとときの休みを過ごした。 ・ 昨年暮れ頃から母の体調がすぐれず自宅で介抱している。家族のあいだでそれぞれ時間をやりくりしながら。職住隣接の仕事なのでなんとかなっているけれど、今後、自分個人の仕事や暮らし方を含めて大きく変えないといけなくなるかもしれない。 ・ そのことも関係して自分の今後についてとても困って悩んでいるけれど、仮に困っていないとしたら自分は、しばらく、音楽の「回復」ということについて考えたりそれをめぐって何か実践をしたりしたい。 パブリックピアノの場でさまざまな方々がさまざまに音楽をしている様子に立ち会って、こういう場や機会があることではじめて音楽ができる人、やりたかったけれどこれまでできていなかった音楽ができるようになる人がいるのだと、まじまじと思わされている。そしてたとえば自分は「音痴」だから、センスが無い才能が無いと言われたから、音楽をするのをやめたという人も、きっと世の中にはたくさんいるのだろうと。 そうした人たちの音楽が「回復」するきっかけになるような何かが世の中にあったほうがいいし、その一助になるようなことをしたい。なかなか具体的に考えることができないけれど、そういう方向、方角に向かって何かできることをしたいと、いま思っている。 ・ このごろ、まちの草になぞらえてまちの人々の音楽を考えることが多くある。まちに、その土地に生えるもの、自発するもの、ひととき「訪れる」もの。その生えるものの側から(自分自身も自分の音楽もそうだけれど)ものごとを考えていくのがだいじだと、くりかえし思っている。そのことを今年はもっと言葉で打ち出したい。自分の現実の暮らしの中でどのくらいそうしたことができるかわからないけれど、そうしたい。そのためにこうした場を使いたいと思う。
折り紙の凧がややあがる  ひさしぶりに折り紙凧をあげた。風に敏感に反応して動き回る。しばらくやっていたら、むかしの勘が戻ってきた。凧と風と一緒にぐるぐる舞っていた気がする。   2024 1/7
筑後川の鉄橋から初日  朝を迎えて    本年のご多幸をお祈り申し上げます   2024 1/1
2022年〜2023年の分はこちら ★ このページのラインはHimawari Gardenさんのライン素材を使わせていただいています そらのべ